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登記所の地図

2017年4月7日

登記所には地図が備え付けられており、公開されています。

地図には、土地の地番ごとに区画され、地番、縮尺、作成年月日、制度等が

表示されております。

地図も作成年代や作成事業等により各種ございます。

過去の取り扱い事件では、同じ場所の地図が何枚もある場合があります。

ある図面では、きれいに画地された宅地造成地済みの

国土調査により作成された地図でした。

ところが、そのほかに、明治に作成された地図もありました。

明治の地図には区画される前の形状が表示されており、里道と呼ばれる道路が赤色に表示されておりました。

国土調査後の図面には表示されておらず、役所に行って調べたところ、なんと

里道は公共の道どして権利があり、国土調査後の図面は誤りであるというのです。

現在の新築した建物の敷地が公共の道路だというのです。

買主は、驚愕していました。

結局、開発業者に騙されたようです。役所も登記所も責任は取りません。

泣く泣く、時価で買い取るしか方法が無いようです。

借金の過払い返金手続き同様に、皆さんも一度ご自分のお所有している土地を調べて見られることをお勧めします。

以上

 

長野市南長池1204-2

あい土地家屋調査士法人

 

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